小学生なら、動物や植物、昆虫の図鑑を見て楽しむ。特に生態図鑑がよい。
動物園、水族館、博物館に行く。上野動物園、多摩動物公園、井の頭文化園、葛西臨海水族園、サンシャイン水族館、芝久保の多摩六都科学館、上野の東京国立博物館、同じく上野の国立科学博物館、竹橋の科学技術館に行ってみよう。臨海副都心(青梅地区)にできた日本科学未来館は相当よさそう。(館長は毛利衛。)気に入ったら何度でも行くとよい。また、地方にはすばらしい博物館がある。(できたばかりの博物館は張り切っている)チャンスは逃すな。
道を歩いているときに見かけた花の名前を図鑑で調べて覚えよう。また、アサガオ、イネなど植物を育てよう。
天気の変化に敏感になろう。どんなときに雨が降り出すだろう。雲の様子、風の向き、温度の変化に注意しよう。
昆虫採集、植物採集、天体観測。興味を持てる人はぜひやってみよう。
中学生なら、授業中ノートをしっかりとる。理科の先生は板書をあまりしてくれない場合がある。先生の話を聞きながら、大事だと思うところを自分でどんどんメモする。1回の授業でノート1~2頁を埋めること。このノートを何回も読み返す。
理科の資料集を見て、読んで楽しむ。美しい図版や写真が豊富だから楽しめると思う。
NHKスペシャルなどの科学番組も楽しめる年齢になったはず。
高校生なら、図書館で科学雑誌に目を通そう。『Newton』『日経サイエンス』『月刊天文ガイド』『ナショナルジオグラフィック』など。
ローレンツの『攻撃』、ファインマンの『ご冗談でしょう、ファインマンさん』、本川達雄の『ゾウの時間ネズミの時間』、河合雅雄の『人間の由来』、ガモフの『トムキンスの冒険』など定評ある書物にも目を通したい。
物理・化学・生物・地学とも、高校の先生は自作のプリント教材を用意していることが多い。この場合、教科書は参考書として使える。これに図録(図説)があれば、楽しく勉強できるだろう。教科書を使って授業をする先生の場合は、参考書を1冊求めよう。たとえば、数研のチャート式、文英堂のシグマベストなど。