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塾長語録

このページでは、安立塾長が日々考えている事を綴った塾長語録を紹介します。全40回です。
トップにはランダムな語録が出るようにしています。
※旧ホームページにも載せていた語録を、時代に合わせて一部改変したものです。

  • 29 町に活気があるとき②29 町に活気があるとき②

    前回お話ししたとおり、今から48年前の1975年、私が学習塾を開くためにひばりが丘にやってきたとき、ひばりが丘団地は入居開始から15年たっていました。こちらに来た私は、古い家に暮らしていて、屋根でも壁でも建具でも次々と修理が必要でした。大工さんに相談することは多くありました。また、寿司屋さんに出前をお願いすることがたびたびありました。で、大工さんと寿司屋さんに、「近頃はいかがですか?」と尋ねると、(これも前回お話ししたのですが)判で押したように「10年前までは良かった。今はもう駄目だ。」という答えでした。つまり、大工さんと寿司屋さんが忙しかったのは、今から60年前の人口急増期とその後10年間程度の期間になります。その後も緩やかとはいえ人口の増加は続きました。にもかかわらず、大工さんと寿司屋さんは忙しくなくなってしまった。とすると、たいていの人は、新しく所帯を持った後10年くらいのあいだだけ、大工さんと寿司屋さんに用事があるということですね。この結論は乱暴でしょうか。私の場合はあたっていますけど。

    さて、本屋はどうでしょう。
    ひばりヶ丘駅の南口にM書房という本屋がありました。私は学習塾を開業してから10年ほどは、このM書房に教材の注文を出していました。この店は、店に出ている店主の他に外回り担当の従業員もいて、店に来ないで注文をする客(私もその一人)も多くあるようでした。忙しかったようです。この店がどうなったかは稿を改めます。

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