今回はノーミスでテストを受けるやり方について。いくら的確な準備をしても当日のテストでミスをすれば、万事休す。ミスをせずに、準備をしただけの成果を確実に手に入れる方法についてお話しします。
習い事の発表会などでも同じですが、適度な緊張が必要です。「これまで準備して今ここに自分がいる。いよいよだぞ。」と戦闘態勢を取るわけです。普段着感覚では力は出し切れません。
次が重要です。例えば計算のテストを受けているとします。このとき、九九の計算をしている自分以外にその九九の計算が合っているかどうかを見張っている自分が必要です。この、計算をしている自分を見張っている自分がいなくなって、計算に没頭している自分だけになるとミスが出ます。
要するに、問題を解いている自分とそれを見張っている自分を確保し続けることができればOKです。
国語の読解問題で選択肢アが間違っていると判断した場合、その判断の根拠をはっきりさせなければミスにつながります。このときも判断している自分を見張っている自分がいればOKだということです。
適度な緊張と問題を解いている自分とそれを見張っている自分の三つがそろえば、解ける問題はすべて解けます。ノーミスでテストを受けることができるわけです。