25 楽に勉強ができるようになるには(社会編)

勉強が楽になる方法 社会編

小学生なら、まず『日本のすがた』『朝日ジュニア学習年鑑』などの年鑑類に目を通しましょう。毎年出るから3年分くらい読むとよい。地理・歴史の図鑑『日本の地理』(学研)『世界の地理』(学研)なども図書館で見つけて、読みましょう。また、ジュニア版の日本史が、各出版社、新聞社から出ています。(4巻から7巻くらいで読みやすい。ただ、現在絶版中のものが多いので、図書館で探しましょう。)普段から、世界のニュース、日本のニュースに関心を持ち、新聞を読み、テレビを観るとよいでしょう。また、上野の東京国立博物館をはじめ、博物館にはできるだけ行きましょう。

中学生なら、教科書を受け取ったら、楽しみ半分に何度も目を通してください。資料集も同じ。地理では白地図、歴史では年表を自作するとよい。『自作する白地図と年表の内容例』は、次の通りです。
 参考『自作する白地図と年表の内容例』
  行政地図と自然地図
    1.日本全図       2.九州地方       3.中国・四国地方
    4.近畿地方       5.中部地方       6.関東地方
    7.東北地方       8.北海道地方      9.世界
   10.アジア       11.ヨーロッパ     12.アフリカ
   13.北アメリカ     14.南アメリカ     15.オセアニア
  25項目年表
    1.日本通史       2.日本古代史(~平安) 3.日本中世史(鎌倉・室町)
    4.日本近世史(江戸)  5.日本近代史(明治~) 6.日本経済史
    7.日本外交史      8.日本文化史      9.世界通史
定期試験対策は、学校の授業形式によります。ノート・プリント・教科書のどれか一つが大切なはず。その大切な一つを中心に置いて、準備をしてください。

高校生なら、世界史・日本史・地理は、1,2年生のうちに一般向けの書籍に目を通しておくのがよい。社会の受験科目は、自分の好きな科目がよいが、マニアがある程度いる日本史は、ほんとうに大好きでないと不利。特に好きな科目のない場合は、政経を選択すると成功しやすいでしょう。