数字と仲良しになる。たし算の九九とかけ算の九九はしっかり覚えているとして、次のような計算も覚えておく方が得。
1 二けたの数の\(\;2\;\)倍
\(11\times2 \;=\; 22\)
\(12\times2 \;=\; 24\)
\(13\times2 \;=\; 26\)
\(14\times2 \;=\; 28\)
\(\vdots\)
\(98\times2 \;=\; 196\)
\(99\times2 \;=\; 198\)
たとえば、\(15\times2 \;=\; 30\;\)、\(85\times2 \;=\; 170\;\;\)を知らなかったらとても不便です。
2 \(\;4\;\)倍、\(\;8\;\)倍あるいは、\(\;\displaystyle\frac{1}{4}\;\)倍、\(\;\displaystyle\frac{1}{8}\;\)倍
\(25\times4 \;=\; 100\)
\(125\times8 \;=\; 1000\)
\(100\div4 \;=\; 25\)
\(1000\div8 \;=\; 125\)
3 足すと\(\;100\;\)になる二つの数
\(11+89 \;=\; 100\)
\(12+88 \;=\; 100\)
\(13+87 \;=\; 100\)
\(14+86 \;=\; 100\)
\(\vdots\)
\(48+52 \;=\; 100\)
\(49+51 \;=\; 100\)
たとえば、\(25+75 \;=\; 100\;\)、\(35+65 \;=\; 100\;\;\)を知らなかったら、困ります。
4 \(\;11\;\)から\(\;19\;\)までの数の\(\;2\;\)乗
\(11\times11 \;=\; 121\)
\(12\times12 \;=\; 144\)
\(13\times13 \;=\; 169\)
\(14\times14 \;=\; 196\)
\(15\times15 \;=\; 225\)
\(16\times16 \;=\; 256\)
\(17\times17 \;=\; 289\)
\(18\times18 \;=\; 324\)
\(19\times19 \;=\; 361\)
5 さらに下一桁が\(\;5\;\)の数の\(\;2\;\)乗
\(25\times25 \;=\; 625\) (\(2\times(2+1) \;=\; 6\;\)で\(\;600\;\)に\(\;25\;\)をつける)
\(35\times35 \;=\; 1225\) (\(3\times(3+1) \;=\; 12\;\)で\(\;1200\;\)に\(\;25\;\)をつける)
\(45\times45 \;=\; 2025\) (\(4\times(4+1) \;=\; 20\;\)で\(\;2000\;\)に\(\;25\;\)をつける)
\(55\times55 \;=\; 3025\) (\(5\times(5+1) \;=\; 30\;\)で\(\;3000\;\)に\(\;25\;\)をつける)
\(65\times65 \;=\; 4225\) (\(6\times(6+1) \;=\; 42\;\)で\(\;4200\;\)に\(\;25\;\)をつける)
\(75\times75 \;=\; 5625\) (\(7\times(7+1) \;=\; 56\;\)で\(\;5600\;\)に\(\;25\;\)をつける)
\(85\times85 \;=\; 7225\) (\(8\times(8+1) \;=\; 72\;\)で\(\;7200\;\)に\(\;25\;\)をつける)
\(95\times95 \;=\; 9025\) (\(9\times(9+1) \;=\; 90\;\)で\(\;9000\;\)に\(\;25\;\)をつける)
まで覚えれば、OK。
ふだん、退屈しているときに数字に親しもう。